栗の甘露煮とくるみのどっしりパンを作ろう*わたしのスペシャリテ

パン

突然ですが、栗っておいしいですよね!!

わたしはパンの次に栗が好きなので、栗のパンとなるとそれはもう大・好・物です(∩˃o˂∩)♡

いつもはパンばかりですが、栗ごはんは大好きです。

秋になってスーパーに栗が並び始めると、その大きさと価格のチェックは欠かせませんd(。・∀・。)

でも、なかなか購入る勇気がおきません。。

なぜなら、皮をむくのが嫌いだからです。

 

わたしに限らず、みんなそうですよね!!

 

皮をむく手間があるから、渋皮煮やマロングラッセなどの栗の加工品って高いんでしょうね(*´・д・)ダネー

 

 

そんなわけなんですが、毎年秋になると

自分で買わなくても秋になると栗好きのわたしのために

あちこちから加工済の栗が送られてくるのです!!

 

ということで、栗の加工は自分ではしない派なのですが、

たまには家族と自分のために栗ご飯でもつくるか、と思い立ち、手抜きごはんの頼れる味方CO-OPで、秋に買っておいた冷凍栗

そのうち作ろうと思っていたら、あっという間に栗ごはんの季節は過ぎ去り

「そうだ、お正月に栗きんとんにしよう!!」と思いついたことで、冷凍庫の中で年を越すこととなり、

とうとう栗きんとんになることもかなわずに今年も2か月が過ぎました。

 

そんな2月の最後の日、この栗をいそいそと冷凍庫から取り出して作ったもの、それはわたしのスペシャリテなのです d(^∀^)b

  

さて、

いつものように無駄話が長くなりましたが

今日は前回に引き続き、わたしのスペシャリテ、とっておきの栗のパンをご紹介します!

参考にした本とレシピ

実はこのパンは、以前にも紹介しています。

どっしり栗のカンパーニュの作り方の記事はこちらです。

ほんとうは栗の渋皮煮で作るのが最高なのですが、渋皮つきの冷凍栗は売っていないので(渋皮煮なら売っているけど高いですよね)

今日は、栗の甘露煮に代打を務めてもらいましょう。

co-opの冷凍栗、ご丁寧に裏面に甘露煮の作り方が載っていたからね!!

 

今回は、生地の配合についても前回のレシピからいろいろと変更をしています。

というのも、このレシピ、オリジナルでもなんでもなく

志賀シェフの「パン・オ・ヴァン」を高橋雅子さんが変換したレシピをさらにアレンジしただけなんです。

 

▽何度か紹介しているこちらの本!!とてもおすすめなんですが、中古しか見つかりません。憧れの志賀シェフのバゲットや、伊原シェフのヨーグルトライなどが焼けますよ(>∀<人)━━♪♪

高橋雅子の変換レシピ

レシピをみた瞬間、わたしはこの生地には、絶対「栗」があうと思いました!!

 

以前の記事でも紹介している「ブーランジェリーケン」の「モラセスノアマロン」

何年も前から、これを再現したいと思っていたのですが、

このパンの「どっしり感」と「むっちり感」はいったいどうやって出すんだろう…

と疑問でした、

このレシピをみたときに「そうか!発酵を抑えているからか!!」✧((゚゚∀゚゚))✧と気づいたのです。

 

そういうわけで、高橋雅子さんのレシピを簡略化して栗用にアレンジしたのが以前のレシピ。

今回は、限りなく「パン・オ・ヴァン」の生地に近づけながらも

ケンさんちの栗のパンにも寄せていき、そこにわたしのオリジナルをプラスします。

さあ、どんなレシピとなったのでしょうか!?

 

栗の甘露煮とくるみのどっしりパンを作ろう!!

使用した粉は・タイプER・全粒粉・ライ麦粉・アーモンドパウダー

そこに、煮詰めた赤ワインとモラセス・シナモンパウダーを加えて生地を作ります。

 

酵母はルヴァンリキッド10%とドライイースト0.15%。

加水は高め、ほとんど捏ねずに混ぜるだけ。

 

皮生地用に100gほど取り分けておきます。こちらは1回パンチ、予備発酵後、冷蔵庫へ。

残りの生地に、栗の甘露煮とくるみを入れて、混ぜ合わせます。

捏ね上げ温度は20度が目標でしたが、17度になってしまったので、1時間ほど20度のキッチンにおいてから、冷蔵庫へ。

 

24時間後、ほとんど変わっていませんね!!

火の通りが悪いので、2分割。大きく焼くと、生焼けになることも…発酵不足の生地なので注意です。

 

楕円形に丸めて、皮生地を乗せます。ちょっと破けちゃったな―ちくしょー(*T ^ T)g

粉を振って格子状のクープ。

予熱待ちの20分は、早朝の寒いキッチンで待機。

これがわたしのスペシャリテです!

はいできたー!!

美味しそうではないか。

クープは美しくなくても良いんです。

このパンに求められるのは、この無骨さ、なのです。

皮が破けてしまったところから、ちょうどよく栗が顔を見せてくれました(๑˃̵ᴗ˂̵)

断面はしっかり詰まっています。

発酵は不足していますが、長時間置いたことで生地のつながりはしっかりできていて、ポロポロすることもなくカットできました。

 

心配だった生焼けもナシ!

適度に詰まったよい内層です。バゲットより合格点が低いのも嬉しいです。

このパンは、薄くスライスすることはできないので、こうして大きめにカットするのがマルです(=^▽^)b

 

そのままかぶりつくのも最高だし、ココナッツオイルをつけるのも美味しい(╹◡╹)♡

(なんとなく)大きな声では言えないけど、冷凍したものを半解凍でガジガジ食べるのも旨いです。

発酵を抑えることで、どっしり重たく、消費されずに残った糖によって(だと予測)甘みがある生地。

そしてじっくり熟成された旨味が満載、

これ美味しいんですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

今日も上手にできてよかったな。

冷凍庫で半年近く待たされたco-opの栗も喜んでおる!!

 

▽こういうの、もうちょっとたくさん入っていて安いと嬉しいしんですが。


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▽お気に入りのココナッツオイルです(・∀・)

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**読んでいただきありがとうございました(*^^*)/**

ネクストフーディスト4期生に選ばれました☆

ネクストフーディスト

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パンとお菓子を焼くのが好きなヨガインストラクターです。
毎日パンを焼きながら、ピンチャマユラーサナを練習しています。

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