パン・ド・ロデヴ pain de Lodeve
定期的に焼いているロデヴ。たぶん100回くらい焼いているけど、上達の兆しなし!!
なぜなら、いつも適当だからです( •̀ ω •́ )✧ 威張ることじゃないですね…
そろそろ上達したいので、最近は、真剣に焼いています。
▽前回のロデヴ作りの記録…
ぺしゃんこでもいいから、大きくて不均一な気泡と、その膜が欲しい。そしてうまいパンが食べたい、というのをゴールに設定しています。
「ぺしゃんこでも大きな気泡」というのは、矛盾なのかもしれないけど、意外とそうでもない。
ぺしゃんこくらいで成形したほうが、パワーの弱いオーブンでも下火が生地へぶつかる面積が大きいのではないでしょうか。違いますでしょうか。
もちろん、ぺしゃんこにならないように生地に力をつけることはもちろんです。
だけど、力強いのが一番ではなくて、とにかく水をたくさん入れて、もう限界、ちょっと入れすぎた…っていうくらいのクラムが欲しいんです。
だってそれがおいしいから!!
ですから、見た目は二の次。
だけど、大失敗の大惨事(経験済)を防ぐために大事なことは、生地を鍛えること。
オートリーズとバシナージュが必須なのが、他のパンと違う、ロデヴ作りの特徴なのではないでしょうか。
それから、酵母はぜひともルヴァンを使いたいです。
なぜなら、ロデヴはルヴァン種を使う、とロデヴ普及委員会が言っています。
「ロデヴ普及委員会」
そんな委員会が存在するのもうなずける。
だって、ロデヴっておいしいのに、一般的には、知っている人もどとんどいないし、焼いている人もあまりいない気がします。
わたしは委員会には入らないけど、ロデ部には入ることにします。
そんな今日のロデヴ。気合いを入れて生地作りをしたのに、なんか変。たぶん粉の量を間違えた(¯∇¯٥)
そんなわけで、色々失敗。生地を鍛えることができず、怪しい雲行き。
室温発酵もとりすぎ疑惑。保冷剤を乗せて出かけてしまった土曜の午後です。
そんなときは、野菜室はおろか、冷蔵室でも不安なので、チルド室にて眠ってもらいます。
さて、迎えた日曜朝5時です。
いつもより低い位置ですが、気泡はちょっとまずい状態。膨らんでは消える…。これが「溶ける」という意味なのでしょうか。
諦めて成形に入りましたが、意外にも生地に力は残っていた様子です。
今日は、籠&シャワーキャップでホイロ。室温24度ほど。雨の朝です。
成形が終わり、とりあえず走りに行きました。少し雨だけど大丈夫!!30分で戻ってくるからね。
と、イヤホンでパン教室、アルーチさんのバゲット作りのyou tubeを聞きながら走っていたら(w)遅くなっちゃった!!
オーブンの予熱をしつつ、生地は冷蔵庫待機。わたしはびしょ濡れなのでシャワーです。
シャワーキャップがナイスです。生地がストンとオーブンシートに。
丁寧に落としたつもりですが、やっぱりぺしゃんこになっちゃった…。
身支度を整え、洗濯物をたたみ、7時を過ぎたころには焼き上がり。
その間に仕事までちゃちゃっとしちゃったもんね( •̀ ω •́ )✧
早起きは三文の徳というより、早起きしないとパンも焼けない忙しい日々です。
さて、まだ家族が寝静まるころ、焼きあがったロデヴです!!
座布団みたいにぺしゃんこ覚悟でしたが、少し伸びてくれました(❁´◡`❁)ありがとう!!
なんだか大きな仕上がりです。横にでーんと広がって、上に少し上がったからですね。
粉を振りすぎたクラストの表情が好きです。
切る前から中はわかっていましたが、こんなもんです。
小さめの気泡がたくさん。大穴開けるほどの元気もなかったと思われます、ドンマイです。
だけど、、高加水なのに、ねっちょりはりつくこともなくスッと包丁が入る。これはまずまずの出来、ということにします。
断面だけしか目に入りませんが、かみしめたときに、奥にも気泡が広がっている、3Dな気泡でしたYO!!
夕食に食べてみましたが、酸味は遠くに少し感じる程度。しっかり旨味も残っていたので、ギリギリセーフ。
むちむちした気泡、その食感も好みな感じでした。
カンパーニュとは違う、ロデヴらしい食感です。
ロデヴ、といってもいろんな食感のものがあると思うし、正解はわかりませんが、
わたしは見た目が美しくなくても良いので、水がたっぷり入ったパンを作りたいと思っています。
今回は、生地つくりのミスがあったので、そのへんを次はミスらないよう頑張ります!!
次は良いのが焼ける予感がする……!!
ちなみに、日曜の朝、ねぼすけたちがようやく起きてきた8:30。朝ごはんはそば粉のガレッドでクレープ大会でした★たのしかったです!
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