かっこいいバケットが焼けるようになりたい…と思い続けて10年。
まったく上達の兆しなし、でしたが。
ここらで本気を出したいと思います。
まずは、バケット修行の主要アイテムである、コントレックスを買ってくるところからスタートします。
前回作ったときもいつものように、パッとしない出来だったので、
ちゃんと買ってきました!!
コンビニ2件行ったけど売ってなくて、ドラッグストアでようやく見つけました。 500mlあれば十分だったのですが、お買い得!と書かれてた1.5Lしか売っていませんでした。
1回あたり30mlくらいしか使わないので、50回も作れますね!お買い得です
その前に賞味期限が切れそうなので、美容と健康のために飲むことにしましょう。
参考にした本です
この本の中から、リスドォルを使用するレシピにトライします。
クープが開きやすく、サクッと仕上がることで有名なリスドォル。初心者向けの粉
目指すのは、しっとりとした中にも軽さがあり、どんな料理にも合うバケット。
初心に戻ってバケット修行を始めていきます。
生地の仕込みです
ムラヨシさんの本で、とにかく厳しいのが温度チェック。
捏ね上げ温度は、18度〜22度と低めの設定となっています。(ムラヨシさんの食パンの本でもこの設定だった)
24度を決して超えてはいけない、という緊張感の中生地を仕込みます。
加水は75%
コントレックスと水を混ぜて
イーストを入れます
折りたたむ工程を加えてぷっくり膨らむ生地に鍛え、粗いクラムと食感を引き出しますbyムラヨシ
この日も気温が高かったので、アイスノンを使いながら調整します。大活躍
合格点!
室温で予備発酵中
冷蔵庫で一次発酵をとり、翌日、分割に入ります。
分割・成形に入ります
一次発酵が完了した生地の様子。
膨らみが足りないような気がして比べてみましたが、同じくらいになってる…?
ここからの工程も、この本には、とっても細かく書いてあります。
バケット作りでは(他のパンでもそうですが)、すべての工程に意味があって、1つでもミスをすると理想の形や内層、味を作れません。
ところがこの大事な工程について「分割して丸め、ベンチタイム〇分、バケット型に成形します」ということしか書いていないレシピは山ほどありますよね。
どうやってタッパーから捏ね台に移すのか、丸めるときの力の入れ方はどのくらいか、何センチくらいにしたら良いの… と初心者のときはまったくわからず、そうしてできあがるのはバケットではなく棒。
そこをこの本ではムラヨシコーチが、何ページにもわたって丁寧に説明してくれてるので、
コーチの言うことを1語1句漏らさないよう、本を片手に(カメラをもう片方の手に)真剣になって取り組みます。だから本が汚れます
指示通りにすべく、戸棚からメジャーも出してきました。
きっかり25cm
布取り
苦手なクープです… すでに形がゆがんでいます。
コーチの言う通りに成形したのですが。
霧吹きの角度まで指示があります。鬼コーチですね。
すべてはインターハイに行くためです!違う
さて、焼き上がりました
オーブンの前で待つこと23分
上手にできているように見えますが、全貌はこれです。
裏から見たところ
なんとも形容できません
恥を忍んでカットの写真です。
横カット
縦割り
考察
1.真ん中のクープだけが開かない
焼成前に霧吹きをするときに、真ん中のクープに水が溜まってしまっていたんです。本には「一応クープは開きますが、焼き色がまだらになり、表面がのっぺりしてしまいます」と書いてありました。
この情報はどの本にも書いてなかった(または見逃していた?)ので目から鱗。
気を付けたつもりだったけど、少しクープに水が入ってしまった気がします。
一瞬たりとも気が抜けないということですね。
2.底割れ
よくある失敗ですが、原因も多様です。
クープに霧ふきの水がたまった&それ以外のスチーム不足、発酵不足 かなと思います。
うまくいかない原因はこれだけではないはずだけど、次の課題とします。
夕飯になりました
さくっとカットしてしまえば、形なんてわかりません。
リスドォルのバケットは、料理を引き立てて、食べ飽きしませんね!byムラヨシ
おまけ
家族みんな大好き、あんバターサンドにすれば、すぐ消費できますね。
形は悪いけど、低温長時間発酵で作るバケットは、とても味わい深くて美味しかったです。また頑張りましょう!
続く。
……
というのも、このあとまたすぐに生地を仕込んでいるのです。
昔、部活で鍛えられたどろんこ精神を発揮しています。試合で負けたらグランド10週!みたいな
↓バケット修行にはリスドォル!
コメント