年明けにcotta で大量に買ったはずの粉たち、そのあと富澤の店舗やスーパーでもちょくちょく買い足していたのに、すぐになくなってしまうのです。
今年に入ってから、前にも増してよく焼いています。粉はすっからかんなのに、冷凍庫はいっぱい、、マジックですな!!(ただの焼きすぎです)
3月になるのを待って、粉たちをまとめ買いをしました(・∀・)ノ
今回初めてのショップです。せっかくなのでご紹介します♪
北海道のめぐみ楽天市場店
その名の通り、北海道のショップですね!
楽天で購入できてポイントもたまるのが嬉しいです♬(●´∀`●)
しかもですね、3980円で送料無料ときた。
近頃は、cottaや富澤では、なかなかここまで安い価格で送料無料にはしてくれないですよね!!
粉がないと困るので、楽天のセールを待たずに買っちゃった!
そのあとすぐセールが始まりよる!(。´>д<)っ彡ナンテコッタ。。
そんな、今回のお買い物はこちら。
買ったもの★
●E65 (ハードパン用)
●シルバーライズという、はるゆたか系の強力粉(ベーグル・食パン用)
●エペ (ムラヨシさんの基本のバゲットの粉)
●そして北海道のライ麦 (送料対策)
全部で10.2kg!!これで4000円!わたしはお買い物上手なのです(`・∀・´)エッヘン!!
セールをやっている今が買いですネ
北海道のめぐみさて、買ったばかりの粉を開けて、作りたいのはアレです!!今日は大好きなパンの話です(๑˃̵ᴗ˂̵)
パン・ド・ロデヴの話
何年も前、六本木のラトリュエデュパンで買った、ロデヴフリュイ、これがとても美味しくて
こ、こんなパンがあったとは!!(゚∀゚屮)屮.+゚。♡と衝撃をうけました。
このころ、高加水パンが流行りはじめて(わたしの中だけでなのか、日本中でなのか、一部のパン好きの間だけで、なのかは不明です)
そうか、水をたくさん入れるとパンはおいしくなるのね!!と知りました。
そのころから、ロティオランの高加水パンの本や、シニフィアンシニフィエの志賀シェフの本などを眺めながら、高加水のパンを焼くようになりました。
高加水パンといえば、シニフィアンシフィエですよね!!
何度も紹介しています、高橋雅子さんの本には、バッチリ変換レシピがのっていますd(。・∀・。)
ところで、ロデヴのレシピ、、あんまり見つからないような気がします。
星の数ほどみつかる、ベーグルやロールパンや、アンパンマンや肉じゃがのレシピと比較して、その出回っているレシピの少なさたるや。
最近になって、パン教室の先生のブログで紹介されたりすこし見かけるようになりましたが、
まだまだ少ないし、ロデヴってなに?って人も多い気がします。こんなにおいしいのに。わたしは肉じゃがよりロデヴが好きだし、むしろ肉じゃが食べるときもロデヴが欲しいと思ってます。(意味不明)
そんな中で、わたしがいつも使っているレシピ、いつものあんこさんのこの本にあります。
このレシピがお気に入りで、100回くらい焼いているかも。。言い過ぎかな、、。
今回もこちらのレシピを参考に作ります。参考に、というのは、いつも条件が変わって、ちがうパンができるから。
今日はどんなロデヴになるでしょうか!
▽過去のロデヴ作りの記録★たくさん焼いてるなあ~
あんこさんのロデヴのレシピは
さて、このレシピは、ライ麦粉と全粒粉を配合しています。お砂糖も5%ほど入れます。
なんとなく、ハードパンなんだから砂糖いれるべからず。みたいな気分になりがちですが、
あんこさんの、考え抜かれたレシピには、これ、必要な量なんだと思います。
出来上がったパンを食べるとわかるけど、発酵のためにちょうどよく糖が消費されて、小麦の甘味がしっかり残ります。
長時間発酵で発酵具合を見誤ると、発酵がいきすぎて味の薄いパンになったりしますよね。え、しない?わたしはよくアル…
それに、わざわざモルトを用意しなくていいしね!
タイトル通り、自家製酵母のみを使用するレシピとなっていますが、わたしはイーストをちょろっと入れています。
今回は、ルヴァンリキッドを使用、いつもより気持ち多めに(といっても微量ですが)イーストをプラス。自家製酵母は、草野球選手みたいなもんだから、信用してはいけません。(堀田さんかムラヨシさんかどちらかがそんなこと言ってた)
粉は指定通り、買ったばかりのE65を。
あれれ、この粉はじめましてだと思ったら、いつも使ってるタイプERから添加物を取り除いただけのものなのね。ふむふむ。
さて、このレシピではオートリーズした生地をしっかりこねて、強い生地を作ります。
水、もう少し入りそうだったのでバシナージュをしました。
パンチ後、くるみを混ぜたあとの生地。
レシピはアーモンドを入れるのですが、わたしはくるみを入れるのがお気に入りです。
室温+冷蔵庫で長時間発酵をとり、復温。
とっても元気な様子ですね!!
なんだかいい予感です。
パタンパタンとたたんでベンチタイム。
成形後、最終発酵もしっかりとります。45分くらいでした。
閉じ目を上にしてクープにする、閉じ目クープが紹介されているんですが、これ、難しいんですよね。。
同時進行でなぜかケーキのデコレーションをしていて、
なんだか忙しく窯入れとなってしまいました。いちごのカットも雑になる始末(ーー;)
焼き上がりです!!
はい、焼けたよ!!ケーキもできた!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ
この、無骨な風貌がロデヴの魅力です(∩˃o˂∩)♡
見た目は、バゲットみたいにクープがどうとか、エッジがどうとかには、まったく拘りません。
問題は、クラムの様子と、味です!!(o・∀・)b゙
いつもよりも大きめの仕上がりに期待感がふくらみます。
茶こしが見つからなくて(ケーキに忙しく探すのが面倒で)
適当に粉をふった結果これです。だけど、いいの!この男前な感じが良いのだから╭( ・ㅂ・)و̑
いつもレシピの1.5倍量で作るので、とっても大きなパンになります。
写真じゃ伝わらないので、あと5分で習い事に行かなければいかない長男を捕まえて、朝の光の入ってきている窓際に立たせます。
どうだい、大きいでしょう!!
ママ早くして、という声が。もうちょっと光が当たる方を向いて!パシャッ! Σp[【◎】]ω・´)
無事に全貌をカメラに収めたので、カットしてみましょう。
さてさて、問題はクラムです。
好きな感じです(๑˃̵ᴗ˂̵)
大きめの気泡とむちむちの気泡の膜、そしてクラストの厚さもこのくらいがよい!
いつもと同じレシピだけど、、そうだ、今日はルヴァンリキッドを使ったんだった!!
イーストの量と発酵の具合、パンチの仕方もいつもと違ったかもなーときづきました。
水も少し多かったな。バシナージュ正解!_φ(・_・
とにかく今日は上出来でした。
それでこのパン、とても美味しかったのです。
味がとっても濃い。そして大きな気泡があり、とてもみずみずしいからちょっとだけ重い食感というか、
さくっと軽いのではなく、しっかり噛み締めたい感じ(๑´ڡ`๑)オイシイ
これはわたしのロデヴの歴史の中でいちばんの出来です。
うれしい(´;ω;`)
これを焼いたあと気づいたのですが、伝統的なパン・ド・ロデヴはルヴァン種で作られるんですよね。
ということは、限りなくほんものに近いロデヴになったということです。
こんなことを大きな声で言うと、ロデヴ普及委員会の人々に、砂糖やライ麦が入ってるから違う、とかいわれるかもしれないけど、(本当にそんな協会がある)
これ、おいしいからロデヴじゃなくてもいいや、と思います。
わたしが作ったのは、ロデヴ的な最高においしいパンでした。
同時進行で作っていたケーキです(๑˃̵ᴗ˂̵)雑だけど、これもおいしかったな。
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