先日、ルヴァンリキッドの観察記録をご紹介しましたが、
ルヴァンリキッドができたら焼こうと思っていたのが、ライ麦パン!
むしろ、このライ麦パンが焼きたくてルヴァンを起こしたのです(๑˃̵ᴗ˂̵)
以前からずっと、ホンモノのライ麦パンを作ってみたかったんです…!
これまでの、わたしのライ麦パンレパートリーといえば、こんな感じです⇩
①Zofpのレシピ本からベーマーバルドブロード(ライ麦90%)
Fixingと一緒に楽しむZopfが焼くライ麦パン
ライサワー種をヨーグルト酵母に置き換えて、フォルサワーを加えて作っていました。レストブロードが入っています。
②これもzofpだけどきょうの料理のライ麦パン(これはライ麦50%)
イーストだけで作れる、ヨーグルト入りっていうのが特徴。
③zofpの人気商品ヨーグルトライを高橋雅子さんが変換したレシピ(ライ麦40%)
ヨーグルトを使用するところがきょうの料理と似ていますがライ麦が10%少なくて、フォルサワーが入っています。成形も違いますね!
高橋雅子の変換レシピ
こうして書いてみると全部zofpですね〜(●´∀`)いつか行ってみたいです。松戸は遠い…
そういえば、ときどき日本橋高島屋に来ているらしいですね。こんど行ってみよう!!( ˘•ω•˘ )
話がそれましたが、
どのパンももちろん美味しくできるのですが、そろそろライ麦パンの世界の、もうひとつ先の扉を開けたいのです(`・∀・´)っ
そこで登場したのが、わたしが絶対の信頼を置いている先生のレシピ、、
めっちゃかっこえー!!これ、絶対焼く!!。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚
と思っていたわけです。
前置きが長くなりました、ではライ麦パン作りのレポートです(ゝ∀・)/
ライ麦パン作り、1回目
まずは、
材料の一部のライ麦粉とお湯でオートリーズ。
オートリーズ!?( ゚ ω ゚ ) ! !
そうです、ライ麦粉だけどオートリーズ、理由はルヴァンリキッドに少量の小麦が入っているから、ということでした。
わずかな量の小麦をしっかりオートリーズさせる、
オートリーズが終わったら、のこりの粉・イースト・塩・蜂蜜・お湯を入れて混ぜます。
温度はしっかり50度に、と。
50度!?Σq|゚Д゚|p
パンの仕込みに50度なんて、はじめての経験です。
しかもですね、とにかく加水が高すぎます。
今まで作ってきたライ麦パンたちは、そんなに加水が高くなかったので、「ライ麦パンてそんなに水を入れないのね~」なんて思ってました。
それが、このパンには110%も水が入ります,
110! ?マ(。Д゚; 三 ;゚Д゚)ジ!?
ロデヴでさえそんなに入れないよ!
混ぜている様子です⇩⇩
デロンデロンの生地をなんとかホイロまでもっていき、
ぜったいくっつくだろーと思い、バヌトンにふきん+粉。
案の定、オーブンシートにうつすときにふきんにくっいてしまった上、
ぺしゃんこに、、Σ(゚д゚lll)
なんとか大丈夫?(><)
さて、いよいよクライマックスの焼成です。
ライ麦パンは焼成時間が長いですよね!
45分とか、しっかり焼くレシピが多いです。
レシピによると、これを90分ほど焼きます。
え、、90分!?∑(゚ェ゚)
いちじかんはん!? Σ(Д゚;/)/…エエ!?
そ、そんなに焼いたら灰になりませんか。
ですが、この焼き時間がライ麦パンの美味しさを引き出すポイントのようです。
90分もあれば、焼いてる時間にヨガをやってお風呂入れますね。
ですが、ヨガも風呂もせずに、オーブンの前に待機。(ほんとは長男と将棋w)
ようやく焼き上がりました!!将棋は負けました!(角なしです)
と、とっても良いニオイがする!?
いつも作るライ麦パンの焼けるニオイは大好きだけど、レベルが違います…今まで食べたライ麦パンの中でイチバンいいニオイがします(*⁰▿⁰*)
見た目は、、、うーん、これで良いかな、、という感じでしたが、
焼き魚と玄米という、とっても健康的、かつパンに合わないだろう夕食をとりつつ、スライスして味見をします。
ていうかこれ、きれないんですけどー(jk風にお願いします)
私は石を焼いたのでしょうか。
自慢の包丁も文字通り刃が立たず、刃こぼれするのでは、と不安だったので、急遽古い包丁を出してきて、包丁の角を突き刺しつつ、なんとかスライスに成功。
ようやくありつけたライ麦パン、感想はというと。
…
わたし、天才かと思いました。
…
美味しくないライ麦パンの粘土っぽさやボソボソ感なんて皆無、
風味、香り、食感すべてが最高でした(∩˃o˂∩)♡
…
ルヴァン起こしから始まり、
オートリーズを経て、
とっても加水の高い生地を仕込み、
ふつうのパンでは信じられないくらい、しっかり長時間焼きこむと、、
…こうなるのか!!
とこだわり抜かれたすべての工程に納得しました。
魚を残した次男も、ごはんをお代わりした長男も、無駄な糖質をとらない夫も、バターをつけたこのパンに夢中になっていましたよ~
その後、2回目の挑戦
1度目のライ麦パンの出来にすっかり感動してしまい、すぐに2個目を仕込みました。
今度は、バヌトンにしっかり粉を振って直接生地を入れました。
ちょっと振りすぎかなーと思いましたが、くっついたら悲しいからね!!
ほら、もうすでにヒビがわれてきていますよ!!良い感じ!(^^)
じゃーーん!!かっこいいのが焼けたよーーー!!
いいニオイ!
上から見たところ。ヒビも入っている!!(*σ>∀<)σ
はやくたべたい!
お気に入りのワインを開けていただきました~
おいしいパンとワインがあれば、ごちそうになりますネ
ちなみに作ったおかずは、粒ウニのニョッキでした!!(ニョッキがなぜか不人気)
クリスマスに作った粒ウニグラタンのレシピに、茹でたニョッキを入れただけ、、
パンを作って力尽きた夕食でした(実はバケットも焼いていた…)
ライ麦パンを作って力尽きた日のおかずに、粒ウニグラタンなんていかがでしょうか?オイシイヨ~
それにしても、手抜き料理もごちそうに変えるライ麦パン、最高か。
またひとつ、とびきりのレシピのレパートリーが増えて嬉しいです。
天才はわたしじゃなくてuchiさんですねーー!!パン好きの皆さん、要チェックです(^^)/
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