我が家では、チーズケーキと言ったらこれ!というくらい母が繰り返し焼いていたレシピがあります。
中学生くらいまでこれ以外のチーズケーキは食べたことがなかったので、友達がクリームチーズの箱の裏に書いてあるレシピでチーズケーキを作ってくれたのを食べたとき、衝撃を受けたことを覚えています。
こ、これがチーズケーキなのか…!!濃厚…!!
当時の私のチーズケーキの記憶は、何度も繰り返し食べている味に飽きていて、「あーまたチーズケーキね」っていうふうに、特別感などまったくなかったけれど、それでも焼いてもらえると嬉しい、みたいな存在だったような… 違うような… 忘れた
大人になってから、ふと思い出し、母にレシピを聞いて作ったみたのですが、これがなかなかおいしいのです。
大人になった妹が作ったものがこれ。今でも時々作っているようです。
ニューヨークチーズケーキのように柔らかくて、ベイクドチーズケーキのような色合い。卵の味が強め、チーズは少な目で生クリームの配合が多い。ちょっぴりレモンを効かせた懐かしい風味 … 久しぶりに食べるとすごくおいしいのです!
ただし一つ問題があって…
このチーズケーキ、ボトムが少々分厚くて、もそもそしているんです。
いつも私たち兄妹は、「このもそもそがなくてもいいのにね。」「上の部分はおいしいんだけど」とか言いながら食べていました。
なので、大人になってから、このボトムを違う生地にしてみたり、分量を減らしたりして作ってみたのですが、良い配合を開発することができずに今に至ります。もそもそがなければないで物足りないという
さて今日は!!もそもそ改良レシピにリベンジしたいと思います。
(こんなに悪口言ってますが、もそもそだからおいしいってのもあるので、オリジナルレシピも好きですw)
これがオリジナルレシピです
とっても簡単そうですね! 「皮」と「中身」と書いてあるところが笑えます。
もそもそなのも良いんですが、今回は、この「皮」を改良してみることにします。
もそもそ改良版レシピです
もそもそ改良(しつこい)とはいえ、何度も言いますがもそもその良さも残したいのです。
土台は厚めで、少ししっとりさせる。全粒粉を入れることで、もそもそに少しザクザク感をプラス、スキムミルクで風味をつけて…
こんなレシピでどうでしょうか!!
作り方です
さて、作り方にもこだわりがあります。
とにかく簡単・手間なし・すぐできる!っていうコンセプトです。つまり楽をしたい
まずは、皮(土台)を作りますよ。
1.皮のすべての材料をフードプロセッサーに入れて、10秒です。もう皮って呼んじゃう
2.ラップでくるんで冷蔵庫で30分寝かせます。
3.綿棒で伸ばして、型に敷き詰めます
ラップをした方が良さそうです。
けっこう厚めです
4.180度に予熱したオーブンで14分焼きます。
中身(チーズ生地)を作ります。
5.中身の材料をすべてフードプロセッサーに入れて10秒混ぜます。
卵もそのまま わり入れて
なめらかになったらOK
↓何度も紹介してますが、フープロはこちらを使用しています。大好きすぎて全世界の人におススメしたい…
6.焼きあがった土台に流し入れます
7.150度のオーブンで50分~60分焼きます
今回使った型は、15cm丸型。深さがあるので、オリジナルレシピより長めに焼いています。厚みもポイントなので15cmがおすすめですが、もう少し大きい型を使用する場合は40~50分で良いかもしれません。
実家では20cmくらいのガラスの耐熱容器で焼いていました。
底の抜ける型を使用したために、中身が出てきてしまったのでアルミホイルを敷きました
良く見るとここに絵が書いてありますね。
中身が出ないように、このように皮を敷けば良かったようです。ナイスな絵です。
もう皮と呼ぶことに何の違和感もないですね
焼き上がりです!
おやつタイムにしましょう
冷蔵庫でしっかり冷やしてからカットします。包丁を温めて…
やっぱり、このチーズ生地が美味しいです!!(中身)
ボトムは、もそもそ感を残して、ザクザク感と風味をプラス。(皮)
狙い通りのものが出来ました。
このチーズ生地には、砕いたクッキー×バターの定番ボトムではだめなのです。
目指すべきは、もそもその皮です。
大人になった私の家族の反応はいうと、
びっくりするくらい「無」でした。
わたし一人が、大満足なチーズケーキ作りでした。いつもこうです
もそもそ好きさんレッツトライです!!作ったらぜひ、コメントをくださいね。
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↓チーズケーキ好きにおススメ。チーズケーキといえば石橋かおりさんです
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