普段はすっかり忘れていて考えもしないことが、なにかのきっかけによって鮮明に思い出される、といったことがありますよね。
しまい込んでいた記憶が呼び覚まされる瞬間です。
1~2週間前に読んだ本にそんなことが書いてあり、専門的な解説を読んで理解したつもりになっていたけど
読み終わって2~3日のうちに細かいことは全部忘れちゃった。
だけどそのことを、身をもって学んだ。今日はそんな話。(もちろんパンの話!)
…
前回の記事で、我が家のパンストックカテゴリの話を書きましたが、
ハードパンカテゴリに関しては、2~3種類のストックが必要だと思っています( •̀ .̫ •́ )✧
ライ麦パンとバゲット、とか
チャバタとカンパーニュ、とか
そんな組み合わせでストックがあると、夕食の席が華やぎます。
1種類だけじゃあ、寂しいです。料理に合わせてパンを選びたいときもあるし。
今日はこのパンの気分!っていうのもある。
(もちろんそう思っているのはわたしだけですが。)
ライ麦パンといえば、いつものやつはもちろん常にストック済。
最近はもう、ブログに書くことはおろか、写真さえ撮らずにスライスして冷凍しています。
そんなハードパンカテゴリのストックのために、本日作ったパンはこれ。
これは、バゲットではなく、カンパーニュと呼ぶのも少し違くて、いうなればライ麦パン。
レシピはこの本から「パン・オ・セーグル」
セーグルっていうくらいだからやっぱり「ライ麦パン」で正解ですね(●’◡’●)b
ホームベーカリーで生地を作り、成形をしてオーブンで焼く、というレシピのものですが、
手ごねでアレンジして作っています。
そういえば、ここ2~3年くらい作っていなかったのですが、以前はお気に入りのレシピでした。
「そうだこのパン、すごくおいしかったんだった!!」
と、レシピを見つけたときに、しまいこんでしまっていたらしい記憶が呼び覚まされました。
ぴかーん!とどこからかどんどん記憶が蘇ってくる。
ということで、カンパを作る予定を変更して、久しぶりに焼いてみました。
粉は指定の「エペ」。
指定の粉は用意できないことが多いのですが、ストックがあったことは偶然でしょうか?(偶然だよねー)
それからライ麦粉は25%入ります。この配分が絶妙だと思っています。
イーストだけで作るレシピなのですが、(カンパを作る予定だったので)継いだばかりのルヴァンがあったので少々追加。
例によって焼く時間がなくて冷蔵庫でかなりの長時間発酵になってしまいましたが(;・∀・)
なんとか良いタイミングで焼けました。
夕方、忙しくって適当な成形になってしまったことが残念です…
クラストを多く味わえるこのバゲット型の成形も、このパンのおいしさを引き立てる、というころまでバッチリ思い出しました。
それからこのパン、すごくクープが開きやすいんでした!
そんな記憶も戻ってきだぞ。
成形も、布どりも、オーブンシートに乗せる作業さえも急いでいてかなり適当だったのに、
なかなかの良い見た目!
そんなわけで、写真だけはやたら丁寧にとるあるある。
そんな時間があるなら、成形にもっと時間をかけましょう。次はそうします。
とっても味が濃くって風味が良く、おいしかったです!!
そうそう、この味。
なんで今まで忘れていたのでしょうか。
…きっとバゲット沼にハマったり、おいしいライ麦パンレシピに出会ったり、ロデヴ研究に精を出したり、他のハードパン活動が忙しかったせいですね。
余裕を持つことは大事なことです。
ということで、お気に入りだったパンの復活を祝って(一人で)乾杯です!
これは再びレギュラーストック決定でしょう。
電子書籍なら定価のまま…?電子書籍…。個人的にはレシピは本で見たい派ですが、これはおすすめ!
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