すこし時間がたってしまいましたが、先日焼いたドイツパンの話です!!
「パンと料理」(とワイン)を楽しみたい、そんなときに焼きたくなるのはドイツパン。
なぜでしょうか、ドイツパンってとても魅力的だと感じます♡
ライ麦パンが焼けるときって本当に良い匂いがしますよね…(❁´◡`❁)ドイツパンは、料理を引き立てるだけではなくて、しっかり料理の主役となってくれます。
いつものUchiさんレシピのライ麦パンや、最近はまっているフロッケンセザム・伊原シェフのヨーグルトライなどと並んで、わたしの良く焼くドイツパンのレパートリーのひとつにメアコーンブロートというパンがあります。マルチグレインがたっぷり入ったライ麦パンで、これもとっても良い香りがします。
ドイツパンの本の中に、こんな言葉を見つけました。
「パンの匂いはあらゆる芳香の中で最良のものである。この世の生における匂いの根源である。ハーモニーの匂いの根源である。平和と故郷の匂いである。」ヤロスラフ・ザイフェルト
わたしもそう思います!!v(´>ω<`)v
パンを愛する国、ドイツには、こんなパンにまつわる格言がたくさんあるそうです。(他にもいろいろありましたが、すべて同意でした!!)
さて、本日はそんな「メアコーンブロート」作りの記録です♬
マルチグレインを練りこむと、いかにも身体によさそうな「茶色」というか「黒っぽいパン」が焼けます。身体に良いだけじゃなくて様々な穀物が合わさった複雑な風味と味、とってもおいしいパンが出来上がるんですYOο(=•ω<=)ρ
むかーし、みつけたレシピがお気に入りで、アレンジしながら何度も焼いています。
適当に作っても失敗知らずでいつもおいしくできるんです(。・∀・。)b✧
メアコーンブロートとは
ドイツの大型パンのひとつ。メア(Mahr)=たくさんの、コーン(korn)=穀類、ブロート(brot)=大型のパン
つまり、たくさんの穀物の入った大型のパンのことです。
穀物の数はパン用穀物の数が最低1種類、それ以外の穀物が最低1種類、合計3種類、それぞれ5%という定義があるそうです。
穀物の数によってフィア(4つの)コーンブロート、フィンフ(5つの)コーンなどと呼び方を変えたりするそうです。
わたしが使用したのは、cottaで購入した、マルチシリアル。
原材料を見ると、麦芽粉、オーツ麦フレーク、ヒマワリ種、大豆フレーク、亜麻仁、小麦フスマ、オーツ麦フスマ、ひき割りトウモロコシ、ゴマひき割り大豆。9種類入っている!!たくさんの穀物だから、メアコーンで良いのかな(。・・)?
穀物の他にも、ビタミンCや小麦グルテン・小麦由来の酵素などが配合されていました。製パン性を高めたものなのでしょうか。
とっても茶色いです(●’◡’●)b
メアコーンブロートを作ろう
参考にしたのはこちら。シニフィアンシニフィエのレシピより。
何度か作ったことのあるレシピなのですが、
この本は、ホームベーカリーで焼くタイプのレシピとなっているので、配合を参考にしながら工程をアレンジして作っています。
まずは、マルチシリアルを熱湯をかけて冷蔵庫で冷やしておきます。
そのまま使う・水に浸す・熱湯をかける、、などマルチシリアルの処理方法ってレシピによって異なりますよね( •̀ ω •́ )✧
もうひとつ参考にしたこちらの本のレシピは、「沸騰させた水に入れて5時間以上ふやかす」と書いてあります。このときに分量の塩を加えるようです。腐敗防止かな~(。・ω・。)
ちなみに、シニフィアンシニフィエのレシピは、「半量の水に浸して冷蔵庫で完全に冷やす」と書いてあります。なのに熱湯をかけちゃってた、、まあいっか。マルチグレインの中身が製品によって違うから、処理の方法も違うのかな~と思いました。よくわからないから、こんどアベイカーズに聞いてみよう、そうしよう!!(●’◡’●)b
これは発酵前。このあと時間がないので冷蔵庫でオーバーナイトだったのですが、とても発酵が進んでしまっていました~
小麦グルテンが入っているからなのかどうか、とても元気に生地が出来上がります。
オートミールと白ゴマでおめかししてみました(^∇^*)
毎度、とてもよく伸びてくれるので、クープも入れています。
加熱水蒸気モードを、いつもより長めにしてみたら、オーブンに入れた後5分以上たってからでもクープがどんどん開いてきました!!(0^◇^0)/
小麦の割合が多かったこともあり、今回もとっても元気に伸びてくれました。チョコレートみたいに香ばしいにおいです(∩˃o˂∩)♡
あらゆる芳香の中で最良のものである!!
( •̀ ω •́ )✧
平和と故郷の匂いである!!(ドヤ)
そんな感じでした!!おいしくできてよかったです♡♡
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