先日、バケット用に1.5L買ったコントレックスが全然減らないので、高加水パンを焼いて消費を!ということでロデヴを作ります。
たくさん水を入れることで瑞々しいクラムと大きな気泡、美味しくて日持ちのするパンを作れる半面、扱いづらい生地になってしまう高加水パンも、硬度の高いコントレックスが解決してくれます。それでも成形は難しいですが
高加水のパンといえばパン・ド・ロデヴですね。
六本木のラトリエ・デュ・パンの週末限定フルーツのロデヴ、あれ大好き!
はじめて食べたとき、限界まで水分を多く取り込み、むっちむちで瑞々しい生地の味と食感に感動でした。
芸術的な気泡の入り方も素晴らしいです。
フルーツ入りもおいしいけど、食事に合わせるパンは、ナッツが少し入るくらいのほうが好みです。
酵母の消費も兼ねて、今日は食事に合わせるための、自家製酵母のロデヴを作ります。
参考にした本です
こだわりのレシピはどれも間違いなく美味しいので、酵母のパンを作るときに大活躍です。
ロデヴのレシピはお気に入りなので、今までに30回くらい作っています。
いつも1.5倍量作るので、本に1.5倍の分量を書き込んでしまっています…計算が苦手
さて、ロデヴ作りを始めます。こんなスケジュールで作っています
だいたいこのようなハードパンは、週末の夕飯に合わせて作るので、食べたい2~3日前から、酵母の様子を見たり、心の準備をしておきます。イメージトレーニングをします
まずは前種を作ります。金曜日の朝に作業開始。酵母と水と粉を混ぜるだけ。5分で終わり。
ちょいと仕事に行って帰ってきたら
午後3時、前種がしっかり発酵しています。本捏ねの材料と混ぜます。計量して混ぜるだけなので5分で終わり。
残りの仕事をかたづけたり、夕飯の支度をしたりしているうちに30分経過。
30分オートリーズした生地に塩を入れて、ボウルの中でしっかり捏ねます。本に書いてある通りに、捏ねる回数をしっかりと数えます。
これも5分で終わり。捏ね台いらずなので洗い物もなし。
このあと30分おきにパンチで仕上げていきます。
タイマーをかけずに、夕飯の支度をしながらだいたいでやってます。
パンチ終了が夕方5時ころ
このまま室温で置いてから、夜寝る前に冷蔵庫に移して、長時間発酵をとります。いつもパンのことを気にしているので、冷蔵庫に入れ忘れる…なんてことは絶対ありません。そして21時には寝ちゃう
翌朝6時の生地の状態。朝起きてすぐ冷蔵庫から出しておきます。土曜だってのにパンに起こされる
朝ごはんを食べ終わったら(8時)、取り出してベンチタイム30分
その間にリビングに掃除機をかけて歯を磨きます。
8時半になって、こどもたちがポケモンを見始めたら成形のチャンスです。頼みの綱のamazonプライム
9時半くらいに二次発酵完了。オーブンシートに移して、焼成します。
生地のとじ目を下にしてホイロをとり、ひっくり返してオーブンシートにのせて焼成すると、とじ目のところから開いてくるはず…
何度も作っているのに、このとじ目クープがいつも開かないのです。。
最近はあきらめて、普通にクープを入れていますが、この日はとじ目クープにチャレンジです。
土曜日午前10時焼き上がりです。
やっぱり開きません…今回は膨らみも悪かったようです。
さて、今日は習い事などもお休みで、久しぶりに何もない休日です。
たまにはみんなでお出かけをします。お買い物
帰ってきたら午後3時。すっかり冷めたパンをスライスします。
ちょうど西の窓から日が入ってきたのでシャッターチャンスです!!
クラムはこんな様子です。気泡なのか穴なのかわかりませんが、ヨシとします。
土曜日の18時
白ワインとブイヤベース(冷凍)の夕飯になりました!!
以上、今日はパン焼きのスケジュールについて書いてみました。
料理やワインに合わせて、食べたいパンを考える日々です。
パン焼きって手間がかかるし、時間がないてできてない…と思われがちですが、このように工程が多くて焼き上がりまでに時間はかかるけど、作業自体は短い時間でできるパンも多いのです。 とくにハード系は捏ねいらずだから楽ちんですね。
今日も食べたいときに食べたいパンが食べられて大満足でした。
◆◆使った道具・ハードパンの必需品◆◆
↓キャンパス生地のパンマット
↓洗って使えるオーブンシート
↓0.1g単位で量れるスプーンスケール 塩やイーストの計量に便利
↓料理用温度系 パン作りの必需品
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