なんだか身体がだるい、疲れやすい…パンを焼く気がおきない…
それは鉄分不足かもしれません!!(サプリメントのCM風にお願いします)
女性に多い貧血。
妊娠中の方、スポーツをしている方はとくに多くの鉄分を必要としています。
鉄分といえばレバー!!レバーといえば鉄分!!
というくらいレバーに鉄分が豊富なことは周知の事実。
そんなレバーをおいしく食べるには、「レバーペースト」が一番!だと思っています。
くせのあるレバーは好き嫌いの好みがわかれると思うのですが、ハードパンが好きな人なら、レバーペーストも好きになるはず。
なんといっても、レバーペーストにはおいしいパンが必須!なのですo(`・ω´・+o)
レバーペーストの作り方には、レバーを加熱したあとペーストにする方法と、生のままペーストにしたあと加熱する方法があります。
美味しくできるのは断然後者。
滑らかに、そして絶妙な温度で仕上げることが最大のコツです。
できるだけ低温で加熱することがとても大事!!d(・∀・○)
低温で加熱したレバーって、ほんとーにおいしいんだから(๑´ლ`๑)♡
食肉の加熱条件
そんな火入れが鍵となるレバーですが、
食中毒にならないよう、温度管理がとても重要です。
厚生労働省のHPには、食肉の加熱条件についてこのような安全基準があります。
「75℃、1 分」と同等な加熱殺菌の条件として、「70℃、3 分」、「69℃、4 分」、「68℃、5 分」、「67℃、8 分」、「66℃、11 分」、「65℃、15 分」が妥当と考えられます。
厚生労働省HP:https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000365043.pdf
63 度で30〜40分という情報も見つかるのですが、信じるべきは厚生労働省(・ω・´)ゝテ゛シッ!!
この中で1番低温なのは…65度ですね。
目指すところは65度15分(σ`・ω・´)σ
オーブンで作るレバーペーストの作り方
用意するもの
割引シールのついていない、新鮮な鶏レバーを用意します。
スーパーの小さいパックのもの1つで十分です(´・ω・`)b
たまねぎはこのくらい。1/4個ほどです。
お好みでにんにくのすりおろしを入れます。
フープロでまとめて粉砕してオイルにつけておくと、すぐに使えて便利ですよ(о´∀`о)
その他には、牛乳・卵。
生クリームを入れると、とっても濃厚で美味ですが、牛乳だけでも十分おいしくできますよ。
(50ccだけ使うのも嫌ですよね)
それから1番大事なのが「塩」これは絶対に入れ忘れないでくださいね!
ちなみに、本格的なお店ででてくる「白レバー」。あれ、なんなのかなーと思っていたのですが、「鶏のフォアグラ」が入っているらしいですよ。どうりでおいしいワケダ。脂肪が入ってるんだもん。プラス生クリーム入れたらおいしいに決まってる!!ずるいよね!!(何が)
今回は、お財布にも身体にも贅沢な材料は一切なし、だけど美味しくできるんだよっ
Σ(σ`・ω・´)σ …というレシピとなっています!!
作り方
1.買ってきた鶏レバーに白いコリコリした部位がついていたら(ハツです)、取り除きます。筋も取り除きましょう。あんまり大きいようなら切っておきます。
2.水につけます。10分ほどでOK!
レバーの下処理について検索すると、みなさん口をそろえて「牛乳につける」っていうけど、わたしはズボラなのでつけたことありません。でも全然臭くないですよ。敏感な方は牛乳につけることをお試しください。
ここで、血のかたまりは取り除いておきます。これは重要な作業だと思いますが、「わざと血を残しておいてレバーっぽさを前面に押し出す」レシピもみたことがあります。お好みでどうぞ。
3.水をよく切って、残りのすべての材料とともにフードプロセッサーに入れます。
4.スイッチON!レバーが滑らかになるまで撹拌します。
5.オーブン対応の容器に入れましょう。浅めのもののほうが早く火が入ります。
ここでレーズンを入れるのもおすすめ!甘味がでておいしい。(撹拌しません)
12センチの浅めの容器で2つ分できました(・∀・)/
6.湯をはった天板に乗せて、アルミホイルをかぶせます。
120度に予熱したオーブンで30~40分焼きます。
※様子をみて、途中でお湯を足しましょう。
温度計でしっかり中心部の温度チェックをします。
こんなもんかな〜と思って測ってみると、69度Σ(゚д゚lll) いきすぎた〜残念!
スイッチを切ったオーブンで4分ほどに放置してから取り出しました。
65まで温度が上がったら、100度に下げて5分、予熱10分くらいが目標でしたが、行きすぎました〜
この調整がとても難しいですね!
とにかく最低65まで温度を上げて、これを15分以上保つようにすると良いです。
さて、赤い汁がでていますが大丈夫!!
これは、低温調理によってレバーのタンパク質が流れ出たものです。
レバーペーストと食べたいパン
さて、レバーといえばバゲットかなぁ〜と思いますが、この日はカンパーニュを焼いていました。
ルヴァンリキッド+りんご酵母液種、微量のイーストでオーバーナイト。
前回作ったレシピがとってもおいしかったんですよね。
今回も同じレシピでクープは「井」の字にしてみました〜
はい、できた。
近くから見ると…
歪!!(゚д゚lll)//
いっつも変なところが伸びるんですよね〜前回もこうだったな…。
成形で生地の絞め方が均一ではないか、クープの深さがバラバラか‥
これを作っていて思ったのですが、パン作りに限らず、ものごとにおいて「均一にする」っていうことが苦手です。
力の入れ具合は、本を読んだり、教えてもらってできるもんじゃないですよね。
ちなみに、大根を均一に切るのも苦手です( T_T)
ワインを空けて晩御飯
パンとレバーペーストが出来上がったら、おいしいワインを開けましょう(^o^)/
ワインの消費が激しい我が家では、品揃えのよい近所のスーパーの特売日にまとめ買いをしますd(。・∀・。)
そんなに高くないけど、おいしいワインをみつけるとうれしいです。
低温調理のレバーはとっても滑らか。
このように中が赤いくらいが大成功!
フォアグラも生クリームも使わなくたって十分おいしいです。お財布のためにも、身体のためにも、余計な脂質は摂らなくてヨシ◎
温度による出来上がりの違い
じつは2週間ほど前にも作っていて
火を入れすぎてボツにした写真がこれ。
中が赤いくらいくらいが美味しいのですが、このように中まで茶色くなってしまうと残念。
このときは75度くらいまで温度があがっていました。
まぁでも、これもおいしいんですよ。この日はバゲットを焼いてたんだった。
おいしいパンができたら、パンにあう料理を作ってみてください。
きっと、もっとパンが好きになるはずd( ´∀` *)ネッ!
そうそう、鉄分の話に戻ります。
今回は12cm型で2つ分できましたが、これを半量で1日必要量の鉄分が摂取できますよ(約10g)
レバーを食べて鉄分を補給、明日も元気においしいパンを焼きましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
▽フードプロセッサーはこれを使っています★
コメント