いつもいつも同じパンばかり焼いてしまいがちなわたしですが、
今日は、はじめてのレシピに挑戦です!!
レシピはいつものこちら。「高橋雅子の変換レシピ」
高橋雅子の変換レシピ 有名シェフのパンを家庭向けにアレンジ [ 高橋雅子 ]とってもおすすめの本です!!
だけど、もうほとんど在庫がないらしく、こちらは「取り寄せ」商品となっているようです。
中古なら見つかるかもしれません(>_<)
この本から選んだのは、山崎シェフの「トロアショコラ」
コレコレ、これを作りまーす(^∀^●)ノシ
オリジナルレシピでは、3種のチョコレートが入ります。
本には、このレシピを家庭で作りやすい配合に変換したレシピが載っています。
生地自体には砂糖が入らないリーンよりの配合なのですが
少量のバターと、ヨーグルトが入ります。
「ハードパンには油脂を入れるべからず、すなわち、それがハードパンたるもの!!」
という意味のない信仰を捨てることも大事だと気づいたのはいつのことだったでしょうか。
わたしは、ガリゴリのハードなパンを焼くのが好きですが
お店のパンを買うと、時々おいしい 「柔かめのハードパン」に出会うことがあります。
例えばメゾンカイザーのハード系のパンとか。
丸っこくてナッツが入っていたりするやつです。
いちじくとか、栗とかもあったような気がします(╹ڡ╹ )♡
見た目はハードなんだけど、ふんわりしていてほんのり甘くておいしいですよね。
一歩間違えると、「ハードパンになり損ねた残念なパン」になりがちなところを
しっかり旨味がありつつも、万人受けする食べやすいパンになるんだからすごい。
メゾンカイザーのそんなパンたちが、ハードパンのくくりなのかなんなのかは不明ですが、
この「トロアショコラ」というパンも、なんだかそんなパンなのかな、というイメージです!!
食べやすいけど、しっかり旨味があってちょいハードなパン、、となるでしょうか。
ハードパン作りは、しっかり捏ねなくて良いところも嬉しいです。
特に高橋雅子さんのレシピは「捏ねない、冷蔵庫で寝かせる」という製法が多くて好き。
楽ちん第一です。
さてさて、「トロア」「ショコラ」という名前なので「3種類のチョコ」を入れるべきなのですが
3種類もチョコレートはないので、代わりに「チョコ」「クランベリー」「アーモンド」を入れました。
ショコラ・ダマンド・フリュイセックとでも言いましょうか、、( •̀ .̫ •́ )✧
チョコチョコしているより、ナッツの風味とクランベリーの酸味が加わることで、甘みがほど良くなるかもしれません。
前日に生地を作って翌日復温から成形、2分割のところを4分割にしてみました。なぜならクラストが好きだからです。
成形はカットするだけ。リュスティック風です!!
と、思ってたら、このパン、リュスティック生地なんだって。
リュスにもバター入れるのか、、!と新たな発見です。
ちょっと目を離した隙に。
焦げ( ;∀;) ←いつもこう
小さく分割した分、焼成時間を短くしたんですが、勘が鈍っていたようです汗
焼成中はオーブンから目を離すべからず。←だからいつも言ってる
そんな残念な見た目とは裏腹、中はもっちり(゜o゜)
これ、おいしいではないか!!
加水がまあまあ高いので、クラムはとっても瑞々しいです。
ブラックチョコのほど良い甘みと、クランベリーの酸味、アーモンドの香りと旨味、バランス良し!
バターとヨーグルト入りのリュスってのもいいもんです。
ハードになり損ねになるのでは、、そんな心配は杞憂で
食べやすいのに旨味がある、おいしいパンができました。
これはまた作ってみようかなあ、と思います。
▽山崎シェフのレシピ本です!
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