9月も下旬となり、ようやく秋めいた日が増えてきたので
冷やし中華は終わりに、バゲット特訓を始めています。
もちろん、「日々の食糧確保(できれば美味しいものを)」という本来の目的から逸れて盲目的になっているわけではありません。
日常のパンもせっせと焼いています。
今日は、バゲット特訓の合間に焼いたいつもの食パンをご紹介します。
食パンを焼くときは、2斤と決めていましたが、この日は3斤焼きました。
食パンは出番が多く、1斤だとすぐになくなるようになったため、最近では2斤型の出番が増えたけど、とうとう3斤焼きに手を出してしまいました、、。
考えてみれば、一度にたくさん焼いたほうが、ホームベーカリーを出したり、道具を洗ったり、オーブンを稼働したり、オーブンの前で(故障しないか)ハラハラしたりするのも1度で良いので効率的です。
問題は冷凍庫が圧迫されることだけなのですが、
冷凍庫の容量確保<時間と手間の削減
明日はわからないけど、とにかく今はそんな境地に立っています!
翌日写真を撮ったので、ちょっとしわっていますね。
さて、今回の作品をご紹介します。
まずはこちら「北海道産小麦のもっちり角食~蜂蜜のほのかな甘みとミルクの香り~」
どうでしょう、おいしそうでしょう!
(そんなに高価では決してない)国産小麦のブレンド粉を使い、いつもの牛乳の代わりにスキムミルクを使用した、いつも作っている角食なのですが。
華やかな修飾語を加えられると、ヒトは無意識にその料理を「おいしい」と評価するようになるそうです。料理名は長いほど良いのです( •̀ .̫ •́ )✧
「サブリミナル効果」なんて言われているけれど、「これを食べよう」という選択や「こっちのほうがおいしい」という意思決定は、合理的な理由でなされていると思われて、実は無意識の支配下によるものだったりする、、
なぜそのレストランの料理が魅力的かと聞かれたら「料理名がハイカラだから」というのが無意識に支配されないヒトの答えなのかもしれません。
ちょっと関係ない話なのですが、無意識を自覚して言語化出来る人が「頭のいい人」だって感じます。
みんな無意識で感じているし、知っているはずなのに、表現できない。「頭のいい人」が表現してはじめて「そうそう、そういうことだよね」ってあたかも自分の意見をもっていたかのように感じるけど、意識出来ていない、言語化できていないということが、その人との大きな差なんだと思う。
だからわたしは、「どんな料理が好きですか」と聞かれたら、
「華やかで真に迫った形容詞とともに出される食べ物です、~風とか書いてあるとなおよし」と答えようかと思います。
それはちょっと変な人って思われて致し方ない…
さて、同様にサブリミナル効果を狙い、こちらのパンにも最上の形容詞を与えましょう。
「玄米粉と全粒粉の香る、さっくり歯切れ良い軽やかな山食パン~プロヴァンス風~」
朝食には~ピスタチオクリームを添えて~なんてお品書きを添えようか。
実はハードトーストを作ったのは初めてかもしれません!
ハードトーストビギナーなわたしは、以前より憧れていたのですが(笑)ようやく作ることが出来ました。
参考にしたのは、ムラヨシマサユキさんの「家庭のオーブンで作る食パン」
前日にポーリッシュ種を作るところから始まるので、思い立ったらすぐ、というわけにはいきません。
予め入念な計画をして、2日にわたりタイムマネジメントをする必要があります。
だからいつも、「じゃーいつものパンでいいか」となってしまうんですよね。
レシピの全粒粉の一部を玄米粉に置き換えたので、香ばしさと味の複雑味が増しておいしく出来ました~!
~こんがり焼けたマヨネーズと朝採れ平飼い卵のハーモニー~
我が家では「マヨタマ」という愛称で呼ばれているメニューですが、本日から料理名を改めようと思います!
▽「マヨタマ」と呼ぶようになったのは、この本の影響(●’◡’●)
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